今の維新の体制や次の代表について街の声を聞きました。
(Q:今の維新どう思う?)
「全国的にいうとまだまだ威力がないよね」
「結局、消去法で維新が一番マシかなってレベルで、期待はそんなにないです。維新に果たして何ができるんだろう」
「松井さんとか橋下さんの存在感は強かった気がするけど、馬場さんはあんまり記憶にないかもしれない」
(Q:馬場代表は次の代表戦に出ませんが?)
「それでいいんちゃう。普通ちゃう、その人の責任の取り方やから。いい責任取ったんとちがう」
(Q:次の代表は誰がふさわしいと思いますか?)
「やっぱり吉村さんですかね。コロナの時めっちゃ頑張ってたので」
「けど吉村さん忙しいでしょ。トランプさんが大統領なったし、思い切ったこと日本もせなあかんと思うから、もう一回、橋下さんが戻ってきてガーっとやらはったらどうかなと思うけどね」
「松井さんの復帰も願ってるけど、本人がやりたくないんでしょ?もう一度、維新立て直してほしいなと思ってます」
■次の維新の代表にふさわしいのは?
街の人に、維新の代表にふさわしい人を聞いた結果です。
1位:吉村共同代表 57%
2位:橋下初代代表 14%
3位:松井前代表 12%
4位:誰でもいい 7%
5位:前原衆院議員 5%
【松井一郎氏】「僕はもう代表選に出る資格がない。民間人ですから。維新の会は離れてますから。橋下さんが頑張ってくれるんじゃないの?」
【馬場伸幸代表】「(Q吉村さんを選んだ街の人が多かったですが)今いる顔ぶれで見ると、経験とか実績とか、街の声は当然じゃないかと思います。ただ、大阪の知事という役職に就いて、来年は万博もありますから、彼にあまり重荷ばかりを押し付けるのもどうかなと。仲間の一人としてそういう思いがある」
【松井一郎氏】「吉村さんは知事ですから。僕や橋下さんも知事や市長をやりながら代表をやってきましたけど、当時と状況も変わってきています。吉村さん、本当にご苦労するだろうなと思っております」
(Q:「吉村さん」しか維新の中から名前が上がってきていないようだが)
【馬場伸幸代表】「そこがうちの一番のウィークポイントです。国政政党できて12年、層が薄いんですね。自民党などに比べると。やっぱりみんながいろんな経験をして、層を厚くしていかないと、真の国政政党にはなかなかなれない。それを如実に表してるんじゃないですかね」
(Q:代表は誰でもいいという声もある)
【松井一郎氏】「これはいいと思いますよ。今、名前は知られていないけど、結党時から苦労してきた、下支えしてきたメンバーはいるんですよ。例えば大阪市長の横山さん。彼は2011年の結党時から維新の会の府議会議員からスタートして、今、吉村さんをサポートする大阪の幹事長もやってますよ。だから横山さんも一度、100点満点は誰も取れないんだから、やっぱり若手でやるって言うんなら、吉村さんの負担をちょっと代わるぐらい、横山さんというのもありだと思います」
【馬場伸幸代表】「(松井氏の発言に)後継指名ですね」
【松井一郎氏】「いやいや、言うてないよ。馬場さんが後継指名するんだから。僕は関係ない」
【馬場伸幸代表】「(横山さんは)頑張っていると思います。市長は知事とは違って細かい仕事が多いんですね。市長をやりながら大阪維新の会のトラブル処理とか、彼は本当に粉骨砕身やってくれているんで。急成長で育ってきてるんじゃないかなと思います」
■馬場代表「後継指名はしない」
馬場代表はXに「人心を一新。日本維新の会が再スタートを切ることが肝要」と投稿しました。
(Q:維新の新しい体制とは?)
【松井一郎氏】「代表は名の知られていない若手」
(Q:ちなみに誰?)
【松井一郎氏】「横山さんも含めた若手ですよ。横山さんもまだちょっと知名度が、吉村さんに比べると。そういう人が一度手を挙げるといいと思う。そういう人が出ると、幹事長もそういう人(若手)が出ると思う」
【馬場伸幸代表】「代表選挙は、たくさん出てほしいですね。若い人中心に。代表は、ハラをくくれる人。代表になって何のいいこともありません。うまくいって当たり前。ちょっとしくじればボロクソ言われる、(Qそれは誰)やってみないと分からない。威勢のいいことを言ってても、そういう時をむかえたら、急に腰掛けになる人もおるしね。僕は松井前代表の下で徹底的に鍛えられました」
【馬場伸幸代表】「幹事長はとにかく代表を支えられる人。自分が一切表に出ることがなく、段取りやトラブル処理をして、平然とした顔をしていられる人。(代表と)分かり合えるコンビがいいと思う。夫婦と一緒でずっと一緒にいてるわけですから。腹が立つことも気に食わないことも出てくる。それを分かり合えるかは大きいですね」
(Q:後継指名は?)
【馬場伸幸代表】「しません。我こそはと思う人に」
■橋下氏からの厳しい声はどう受け止めるのか?
「日本維新の会」結成時の代表だった橋下さんは、今の維新をどう見ているのでしょうか。
【橋下徹氏】「自公過半数割れになっていることについてもお疲れ様でしたと言いたいです。(馬場代表らは)感覚では僕が一番いやな政治スタイルになってるんで。そこはぶっ壊れてもらいたいなというふうに思ってるんですけどね」
【松井一郎氏】「それなら自分で(代表を)やったらいいのにね。やればいい」
(Q:橋下さんのことはどう思っているか?)
【馬場伸幸代表】「突破力と破壊力。これからの日本に絶対必要な素質だと思いますし、並み外れてますよね、そのパワーは。維新の会を作った創始者でもありますから、いろいろおっしゃってますけど、産んだ子供に厳しくしつけをしてるという風に思ってきました。自分の中でずっと咀嚼もしてきたんですけどね」
(Q:橋下氏から厳しいことを言われてきたが)
【馬場伸幸代表】「橋下さんだけじゃなくて、街の人の声を代表してるんだなと。大阪の方は厳しい目で政治とか維新というのを見ていただいてるんで、その中でも一番きつい部類のことをわざわざ言ってくれているんだなと」
(Q:そこまで言わなくてもと思うことはなかったか?)
【馬場伸幸代表】「ないです」
【松井一郎氏】「あるよね~人間としてね」
(Q:これからの維新、参院選にむけて何を目指すのか?)
【馬場伸幸代表】「次の代表の一番大きな仕事ですから。次の代表をはじめ、執行部が参議院選挙に全力を上げていく。もしかすると参議院、衆議院のダブル選挙になる可能性がかなりあります。そこに向けて準備をしていく」
(関西テレビ「newsランナー」 2024年11月7日放送)
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