自民党は7日午後、衆議院選挙を総括する会議を開きました。

冒頭、石破首相が陳謝しましたが、出席議員からは不満が噴出し、総理の辞任を求める声も上がりました。

石破首相:
国民の皆さま方のご期待に十分応えることができなかった。このことは私自身、本当に深く反省し、おわびをしなければならない。誠に申し訳ございません。

自民党の全ての国会議員を対象とした懇談会には、186人の議員が出席し、50人ほどが発言したことで、予定を超える約3時間の会議となりました。

非公認の候補側に支給された2000万円について、執行部に説明を求める意見などに加え、議席を大幅に減らしたことを受けて石破首相の辞任を求める声も上がりました。

自民党・船田元衆院議員:
「いずれ時期をみてお辞めになるべきだ」という意見が一番厳しい意見だと思います。

自民党・西田昌司参院議員は「党体制を刷新しないと参院選は戦えない」とコメント。

自民党・神田潤一衆院議員:
“2000万円問題”については、森山幹事長から経緯・考え方について説明はありました。とくに(責任に)言及する・特化する形で話があったわけではない。

自民党・斎藤洋明衆院議員:
落選した候補者からも話を聞いてもらわなければ(の声もあった)。これで終わりということではない。

終了後、森山幹事長は記者団に「貴重な意見なので、整理して党運営に生かしたい」と述べた上で、今後、落選した議員からの聴き取りも行う考えを示しました。

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