日本外国特派員協会で記者会見する国民民主党の玉木雄一郎代表(8日、東京都千代田区)

国民民主党の玉木雄一郎代表は8日、相手のサイバー攻撃を未然に防ぐ「能動的サイバー防御」に関する法案の早期成立を石破茂首相に要請する考えを示した。11日の党首会談で求める。日本外国特派員協会の記者会見で「法整備は協力するので急ぐべきだ」と語った。

政府・与党は当初想定していた年内召集の臨時国会への同法案の提出を見送り、2025年1月に召集する通常国会への提出をめざす。玉木氏は年内の提出見送りに関し「日本のサイバー防御を脆弱にし、日米間のサイバー防御においてもマイナスになる」と話した。

玉木氏は11日召集の特別国会での首相指名選挙を巡り、国民民主議員の投票先に党議拘束をかけるとも答えた。同党は首相と立憲民主党の野田佳彦代表による決選投票になった場合も玉木氏に投票する方針で、その場合は無効票として数えられる。

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