週刊誌が報じた女性問題をめぐって議員辞職した宮澤博行元衆議院議員が28日、辞職後初めて公の場に姿を現し、報道を「おおむね事実」と認め謝罪しました。
宮澤博行元議員「これまで支えてくださった支援者のみなさん、地元の有権者のみなさん、そしてすべての国民のみなさんに改めてお詫びを申し上げます。誠に申し訳ございませんでした」
磐田市や袋井市を地盤としていた宮澤博行元議員(49)は女性と同居するなど自身の女性問題が週刊誌に報道され、自民党を離党し議員辞職しました。
宮澤元議員は28日、袋井市で開かれた自民党静岡3区の会合に出席し、地元の市議会議員などに辞職と離党に至った経緯を説明し謝罪しました。
宮澤元議員「参加者のみなさんからは厳しいご意見をいただききました。人格を疑うとか謝罪だけでは済まない、そういった厳しいお叱りをいただいたところでございます。欲、欲ですね。欲を抑えきれなかったと言いますか、そこに負けてしまった結果だなというふうに思っておりまして、そこのところは反省をし続けなければいけません」
今後の政治活動については、支援者をまわってお詫びは続けるものの「すべて白紙」だと説明しました。
一方、宮澤元議員を支えてきた地元の議員は。
自民静岡3区支部幹事長 江間治人県議「(宮澤氏は)引退に近い白紙だと思いますけども、その辺は私は直接話はしていませんが(政治活動の継続は)それは厳しいと言うか無理だと思いますけどね」
年内の衆議院選挙も取り沙汰される中、静岡県内の自民党の小選挙区は静岡8区の支部長だった塩谷立議員が裏金事件をめぐって離党したことで、3区と8区で支部長不在という異常事態となっています。
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