福島第一原子力発電所2号機では、11月7日、事故後初めてとなる燃料デブリの試験的取り出し作業が完了した。

東京電力は8日までに密閉された装置の中で測定したところ、燃料デブリの重さは0.7グラム、水素は検出限界値未満。輸送中の発火の恐れなどはなく、敷地外に搬出できる基準を満たしていることが確認された。

燃料デブリは今後、茨城県の研究施設に運ばれ、詳細な分析が行われる計画だ。
国と東京電力は2051年までの廃炉完了を目標にしている。

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