11日に召集される特別国会を前に、立憲民主党は安住前国会対策委員長を衆議院の予算委員長に起用しました。予算委員長に野党議員が就くのは極めて異例です。

立憲民主党 吉田晴美議員
「委員会等、着々とめどが立って参りました。国民の皆様の声に応える、それは動く国会、決める国会、そして変わっていく国会だと思います」

 衆議院選挙で与党が過半数割れしたため、主な委員長ポストのおよそ半分が野党に割り振られました。

 法務委員長には西村智奈美前代表代行が起用されました。

 立憲民主党は、2022年に選択的夫婦別姓を実現するための民法改正案を野党各党と共同提出していて、今後、委員会での審議を主導したい考えです。

 そのほか、憲法審査会長には枝野最高顧問を起用します。

 憲法審査会長のポストも立憲民主党が得たことで、自民党などが目指す憲法改正に向けた議論に影響が出そうです。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。