2025年1月の岐阜県知事選挙に出馬を表明していた自民党の渡辺猛之参議院議員が、一転して立候補を取り止めることを明らかにしました。

自民党・渡辺猛之参院議員:
「貴重な党の議席である参議院の席を今は離れるべきではないと決断をした」

 渡辺議員は9日朝に取材に応じ、自民党が大敗した衆院選の結果などを受け、10月2日に表明していた岐阜県知事選挙への立候補を取り止めると明らかにしました。

 渡辺議員は「県内で与党ただ一人の参院議員として、どうすべきかを相談しながら考えた」と説明していて、自民党県連はすでに出馬を表明している元官僚の江崎禎英さん(59)に推薦を出す見通しです。

 岐阜県知事選は2025年1月26日投開票で、共産党の市民団体も候補者の擁立を検討しています。

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