日本維新の会の代表選への出馬を目指す考えを表明する松沢成文参院議員=参院議員会館で2024年11月11日午後4時6分、田中裕之撮影

 日本維新の会の松沢成文参院議員(神奈川選挙区)は11日、国会内で記者会見し、党代表選(17日告示、12月1日投開票)に出馬を目指す考えを表明した。「大阪以外から候補者を立て、全国政党に発展させるにはどうすればよいか、多様な意見をぶつけ合うべきだ。大阪の一極集中の打破が党の大きな課題だ」と訴えた。

 代表選出馬には、推薦人50人を特別党員(現職議員や首長)から確保するなどの条件があり、「参院議員の皆さんに推薦人をお願いしたいと申し上げている。関東の地方議員が応援したいと手を挙げており、必ずそろえたい」と説明した。

 党内で立候補に待望論のある吉村洋文共同代表(大阪府知事)は11日、「そう遠くない将来に考え方は判断したい」と記者団に述べるにとどめた。空本誠喜衆院議員(広島4区)も意欲を示すが、推薦人については8日に「13人は確定している」と話している。【田中裕之、東久保逸夫】

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。