石破茂首相は12日午前、第2次石破内閣発足から一夜明けたことを受け、改めて今後の政権運営に向けた意欲を示した。「30年ぶりの少数与党だが、その意義をよく踏まえ、国民の多様な意見をできるだけ丁寧に反映しながら、ことの解決に当たっていきたい」と述べた上で、「今までできなかったことを、この政治状況を使って実現していきたい。幅広く合意をとっていきたい。丁寧にやるが、同時に濃密かつ迅速な対応をしていく」と語った。政治改革については「今まで整理がついていなかった資金の話、あるいは党のガバナンスの話について突っ込んだ議論をしていきたい」と話した。官邸で記者団の質問に答えた。【園部仁史】
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