政府は第2次石破茂内閣の副大臣と政務官に政治資金収支報告書への不記載があった自民党議員を起用しない方針だ。13日の閣議で両人事を決める。党派閥の政治資金問題による逆風が続き、要職に起用すれば批判に拍車がかかりかねないと判断したとみられる。

自民、公明両党は2024年度補正予算案の早期成立や政治資金規正法の再改正を目指し、野党との協力を探る。不記載議員を政務三役に就ければ野党が反発し、協力が進みにくくなると懸念した可能性もある。

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