石破総理大臣は15日にペルーで中国の習近平国家主席やアメリカのバイデン大統領らと初めて会談する方針です。また、20日にはトランプ次期大統領との面会も模索しています。
石破総理は15日からペルーで開かれるAPEC(アジア太平洋経済協力会議)に合わせて日中首脳会談を行う方向で調整しています。
習主席と会談するのは初めてで、日本産水産物の輸入再開の時期など具体策が引き出せるかが焦点です。
政府関係者によりますと、両首脳は来年、日本で開催予定の日中韓首脳会談をにらんで首脳間の往来などハイレベルでの対話を推進していく方針を確認したい考えです。
一方、それに先立って初めての日米首脳会談や日米韓3カ国の首脳会談も行われる予定です。
これまで岸田前総理とバイデン大統領が築いてきた日米関係を引き継ぐとともにトランプ次期大統領の就任後も日米韓3カ国での安全保障分野での協力を継続することなどを打ち出す方針です。
その後、石破総理はブラジルでG20(主要20カ国)の首脳会議に出席した帰り道となる20日にトランプ次期大統領と短時間、面会することを打診しています。
会談の場所はアメリカ・フロリダ州にある自宅の「マー・ア・ラゴ」、もしくはニューヨークになるものとみられます。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。