長崎の陸の玄関口、JR長崎駅周辺を交流とにぎわいを生み出す新たな形の交通の拠点にしようと、国や県などが整備方針案を取りまとめました。
JR長崎駅周辺の整備について話し合う検討会は国土交通省や県、長崎市のほか、バスや路面電車を運行する事業者などでつくられています。
13日に2回目の会合が行われ、整備方針案が示されました。
中尾吉宏 県土木部長
「今後、交流人口がますます拡大していくと思う。その中で交通拠点としての機能強化をいかに進めていくか、その方針をここで決める」
具体的には駅側とバスターミナルをデッキで結び、回遊性を強化することや、国道202号の走行性を改善するため、バスターミナル周辺にバスが停車できるスペースを確保することなどが盛り込まれています。
駅から大波止方面や浜町方面などへの回遊を促そうと、バスターミナルの待合スぺースにタブレット端末やパンフレットなど情報提供の機能を持たせる案も加えられました。
案はおおむね了承され、今後は施設の配置など具体的な計画に落とし込んでいくとしています。
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