立憲民主党の野田佳彦代表は13日夜、小沢一郎衆院議員と東京都内の日本料理店で会食した。衆院選に続き、参院選でも協力してほしいと要請した。小沢氏は衆院選の総合選挙対策本部長代行に就いていた経緯がある。
小沢氏は、立民の比例代表の得票が衆院選で伸び悩んだと指摘。与党が過半数割れした衆院選結果について「ヒットを打ったのではなく、フォアボールと相手のエラーで得点しただけだ。参院選は厳しい」と、野田氏に伝えた。
11日の首相指名選挙の決選投票に関し「84票の無効票が野田氏に入れば内閣を取れた。よく考えるべきだ」とも語った。無効票は日本維新の会や国民民主党などがそれぞれの党首に投じたとみられている。
会食後、野田氏は「いろいろご指導いただいた。(参院選に向け)思いっきり仕事をしてほしい」と記者団に話した。〔共同〕
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