■東京と長崎で落選確実「我が党の実力のままの結果」
日本維新の会の馬場伸幸代表は、28日行われた衆議院の補欠選挙で、長崎3区と東京15区で擁立していた公認候補の落選が確実になったことを受け、「関西以外で小選挙区で勝つのは非常に厳しい状況」と述べました。
馬場伸幸代表は28日午後8時すぎ、大阪市内の日本維新の会の党本部で、記者団の取材に応じました。
馬場代表は、長崎3区と東京15区で擁立していた公認候補の落選が確実になったことについて、「我が党の実力のままの結果だと思います。まだまだ関西以外で小選挙区で勝つのは非常に厳しい状況だと思います」と述べました。
■「立憲を叩き潰す」は「悪口ではない。今後も厳しく指摘」
馬場代表は今月18日の会見で、「立憲を叩き潰さないといけないとあらためて感じた」と発言するなど、今回の選挙戦で、立憲との対決姿勢を鮮明にしていました。
この点について記者団から問われると、「国会で立憲民主党の活動ぶりを目の当たりにしている。あの方々が野党第一党でやっていても、日本の国はよくなりません。これは実際の経験から申し上げているので、別に悪口を言っているのではない。今後も厳しく指摘をしていきます」と述べました。
●衆院の解散総選挙は「一日も早く」
また、衆議院の解散総選挙については、「自民党が3敗したのは、国民の意思が反映されている」として、「一日も早く解散して、国民に問うていただきたい」と述べました。
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