ペルーの首都リマで開かれているAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議は、日本時間の16日夜から17日未明にかけて最終日の討議が行われました。
この中で石破総理大臣はロシアによるウクライナ侵攻について「法の支配に基づく国際秩序に対する明確な挑戦だ」と非難しました。
その上で、ロシアと北朝鮮が軍事協力を進めていることに深刻な懸念を示し、1日も早くウクライナで公正かつ永続的な平和を実現する必要があると強調しました。
また、中東情勢をめぐり「緊迫化と危機的な人道状況を強く懸念する。すべての当事者に最大限の自制と国際法の順守を強く求める」と述べました。
一方、石破総理大臣はアジア太平洋地域の成長を実現するため、デジタルやAIの活用推進や脱炭素化の実現、それに食品ロス削減の分野で貢献していく考えを示しました。
鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。