南米ペルーを訪問している石破首相は、日本時間の17日、調整を続けていたアメリカのトランプ次期大統領との面会を見送ることを明らかにしました。

同行しているフジテレビ政治部・門脇功樹記者がお伝えします。

石破首相:
(トランプ氏側から)法律上の制約もあって、現時点においては、トランプ次期大統領との会談はいずれの国とも行わないという説明を受けている。

実現するかどうか注目を集めていた石破首相とトランプ氏との会談ですが、最終的にトランプ氏側から、アメリカの法律上の制約などで大統領就任前は応じない方針を伝えられました。

石破首相は、南米から日本への帰路、アメリカでトランプ氏と面会すべく調整を続けていました。

トランプ氏側は、面会見送りについて、法律上の制約に加え、各国の首脳から非常に多くの面会依頼が寄せられていることを挙げました。

石破首相は「双方最も都合がよい時期に、なるべく早期に会談を行いたい」と意欲を示しました。

一方、石破首相が出席したAPEC首脳会議は、トランプ氏が関税の引き上げなど保護主義的な主張を強める中、自由で開かれた貿易・投資環境の実現などを盛り込んだ首脳宣言を採択し、閉幕しました。

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