南米のペルーでAPEC=アジア太平洋経済協力会議の首脳会議などの日程を終えた石破総理大臣は、日本時間の午前9時すぎ、政府専用機で次の訪問先のブラジル・リオデジャネイロに到着しました。

現地ではG20=主要20か国の首脳会議に出席し、貧困や気候変動などの国際課題に途上国と連携して取り組む姿勢を強調する方針です。

また、ロシアによるウクライナ侵攻や緊張が続く中東情勢などをめぐっても意見を交わし、国際社会の平和と安定に向けて貢献する姿勢を示したいとしています。

一方、各国の首脳と個別の会談も予定していて、イギリスのスターマー首相との日英首脳会談では、外務、経済閣僚による経済分野の協議の枠組み、いわゆる経済版「2プラス2」を新たに設けることで合意する方向で調整を進めています。

さらに、メキシコ、ブラジルとの間でもそれぞれ首脳会談を行いグローバル・サウスと呼ばれる国々との関係を強化したい考えです。

一連の日程のあと、石破総理大臣は記者会見し、南米訪問の成果を説明することにしています。

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