戦争で犠牲になった戦没者を追悼する大会が18日、福岡市で開かれ、平和への誓いを新たにしました。
この「福岡県戦没者遺族大会」は、太平洋戦争などの犠牲者を弔うためにほぼ毎年開かれていて、71回目の今回は、遺族や関係者など約800人が参加しました。
福岡県出身の戦没者約8万8000人を悼み黙とうが捧げられたあと、遺族連合会の古賀誠会長が「世界で悲惨な戦争が繰り返されている」「罪のない人の命を奪う戦争をなくさなければ」などと訴えました。
また「わだかまりなく靖国神社へ参拝できるように」と、いわゆるA級戦犯の分祀を神社側に求めることなどが決議されています。
終戦から79年が経ち遺族の高齢化が進む中、戦争の悲惨さを次の世代に継承しようと参加者たちは平和への誓いを新たにしていました。
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