兵庫県知事選で斎藤元彦氏が再選したことを巡り、国民民主党の玉木代表は19日、「政党や政治家はすぐ陳腐化するという警鐘だと受け止めて、我々も変わり続けたい」などと述べた。
出直し選挙に臨んだ斎藤氏が再選を果たした兵庫県知事選(17日投開票)は、SNSでの動画の拡散などが、結果に大きな影響を及ぼしたと指摘されている。
記者会見で玉木氏は、知事選について、「1つの民意が示された結果だ。投票率もかなり上がったと聞いている。この結果は重い」と述べた。
その上で、「既存の政党、概念に満足できない民意が存在していることを強く感じる」として、「常に自分たちが古くなっているという自覚を持って対応していかないと、政党や政治家はすぐ陳腐化するという警鐘だと受け止めて、我々も変わり続けたい」と語った。
一方、SNSについては、「国民民主党の躍進にもSNS、特に動画が影響したと言われるが、言っている主張が一番大事だ。それがSNSで伝わりやすくなったと思う」との見方を示した
そして、「選挙になったからといって急にSNSを始めてもうまくいかない。常日頃からの情報発信、『ネットどぶ板』が大事だ」と重ねて強調した。
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