地域政党・大阪維新の会の吉村洋文代表(大阪府知事)は19日、代表選に立候補。住民投票で2度否決された「大阪都構想」について、自身が代表に再選されれば、2026年11月までの任期中に3度目の住民投票に向けた制度案づくりに取り組むと表明した。半年から1年程度かけて、大阪維新としての制度案をつくるという。
吉村氏は代表選の立会演説会で「副首都大阪を実現する以上、都構想の案についてもう一度みなさんと一緒に考えたい」と発言。「3度目の都構想に挑戦しますという宣言ではありません」としながら、「3度目に挑戦するのであれば、民主的なプロセスが必要だ」と述べた。
20年11月に2度目の住民投票が否決された際、代表代行だった吉村氏は「政治家として都構想には再挑戦しない」と明言していた。【東久保逸夫、鈴木拓也】
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