石破総理大臣とイギリスのスターマー首相、イタリアのメローニ首相による3か国の首脳会談は、ブラジル・リオデジャネイロで日本時間の19日夜、およそ20分間行われました。

この中で、石破総理大臣は「民主主義や法の支配といった共通の価値に基づき、長年にわたる緊密な関係にある3か国が技術を結集し、次期戦闘機の共同開発を行うことは、今後数十年にも及ぶ幅広い協力の礎となる」と述べました。

その上で、3人の首脳は、それぞれのリーダーシップのもと次期戦闘機の共同開発の完了に向けて、引き続き、協力していくことで一致しました。

イギリス政府 声明を発表

日本、イギリス、イタリアの3か国の首脳会談を受け、イギリス政府は声明を発表し「3人の首脳は、次期戦闘機を2035年までに配備し、集団防衛体制を強化する開発計画への揺るぎない献身を改めて示した」としました。

そして、ヨーロッパ大西洋地域とアジア太平洋地域の安全保障は切り離すことができないという認識で一致したとした上で「3か国はプログラムの継続的な進歩を期待するとともに、将来的により多くの国際パートナーに参加の門戸を開く野心について協議した」としました。

また、近くイギリスに本部が設置される予定の、開発の司令塔となる国際機関は多くの雇用を創出するとして、計画の経済効果も強調しました。

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