11月20日の会見で福島市の木幡市長は、違反ゴミの開封調査ができるための条例を制定する考えを明らかにした。木幡市長は「ごみ自体が個人の所有物だとされると、なかなか市としては法令上開けることに対して限界が出てくるわけであります」と条例制定の理由を述べた。

福島市では、住民や事業者が分別ルールを守らずに家庭ゴミや廃棄物を捨てるケースが相次いでいる。

新たな条例では悪質な違反があった場合に、ゴミ袋を開封して住所が分かる書類などから捨てた人を特定し、改善を求める。分別を徹底することでゴミの減量につなげるのが狙いで、12月の市議会に条例案を提出することにしている。

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