10月の衆院選で落選した下条博文元県議の陣営スタッフを含む2人が公職選挙法違反の疑いで逮捕された事件をめぐり、2人が逮捕前の任意の事情聴取で容疑を否認していたことが分かりました。

20日、公職選挙法違反の疑いで逮捕されたのは長崎市油屋町の団体職員 白本浩衛 容疑者(66)と長崎市茂里町の会社役員 内堀嘉之 容疑者(61)です。

警察によりますと2人は、10月行われた衆院選をめぐり10月上旬から中旬にかけて長崎1区で自民党から立候補した下条博文元県議を当選させるため、電話で投票を呼び掛けるアルバイトを時給千円で募った買収の疑いがもたれています。

捜査関係者によると2人は逮捕前の任意の事情聴取に対しては容疑を否認していたということです。

2人は21日午後、長崎地検に送検されます。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。