自民党は新たに、闇バイトやサイバー犯罪の対策などを検討する「治安・テロ・サイバー犯罪対策調査会」を設置し、先の総裁選挙の決選投票で石破総理大臣に敗れた高市前経済安全保障担当大臣が、調査会長に就任しました。

21日の初会合で高市氏は、闇バイトによる事件が相次いでいることを踏まえ「検挙率をいかに上げ、秘匿性の高いアプリにどう対策を講じ、防犯カメラの実効性をどう高めていくかなどを喫緊の課題として取り組みたい。少しでも被害を減らす道筋をつけたい」と述べました。

そして会合では、警察庁の担当者から闇バイトによる犯罪への対応状況などについて聴き取りを行いました。

会合のあと、高市氏は記者団に対し「緊急を要するのは、相次ぐ事件をできるだけ防ぎ、検挙率を上げるための方策だ」と述べ、来月上旬をめどに必要な対策をとりまとめ、政府に提言する考えを示しました。

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