安倍政権で首相秘書官を務めた今井尚哉氏(66)を、東京都が参与に起用する方針を固めたことが21日、関係者への取材で分かった。専門的知見を生かした知事への助言が参与の役割で、今井氏は都のエネルギー政策などの分野を担う。任期は25日から。  今井氏は経済産業省出身で、資源エネルギー庁次長や、故安倍晋三首相の補佐官などを歴任した。都は脱炭素社会の実現を目指しており、今井氏の起用で取り組みを加速させる狙いがあるとみられる。

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