被爆地・長崎の若者を代表して核なき世界の実現に向けて活動するナガサキ・ユース代表団の任命式が20日に行われました。
ナガサキ・ユース代表団の第13期生に任命されたのは長崎大学の1,2年生6人です。
ユース代表団は県と長崎市、長崎大学でつくる核兵器廃絶長崎連絡協議会が主催し、核兵器のない世界の実現に向けて平和に関心を持つ若者を育てるプロジェクトです。
2025年8月末の任期まで、6人は核を巡る国際情勢を学ぶほか、国際会議に参加して各国の政府関係者などと意見を交わします。
祖父が被爆者 長崎大学多文化社会学部1年 濱田尚平さん
「広島・長崎に対する被害の面も今、核兵器が持つ力についてどういう風に考えているか伺った上で多角的な視点を持って日本に帰ってきて、さらに活動の幅を広げていきたい」
祖父母が被爆者 長崎大学医学部1年 バンダービーン新愛さん
「放射線の人体への影響についても研究に取り組んでいこうと考えているので、医学生としての側面からも貢献できたら」
6人は2025年4月からアメリカ・ニューヨークの国連本部で開かれるNPT・核拡散防止条約再検討会議の準備委員会にあわせて現地を訪問予定です。
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