外務省は22日、7月に世界文化遺産登録が決まった「佐渡島の金山」を巡り、24日に新潟県佐渡市で初めて開催される労働者の追悼式に、生稲晃子外務政務官が参列すると発表した。
韓国の聯合ニュースは、生稲氏が2022年8月に靖国神社に参拝した点を挙げ「(朝鮮半島出身労働者の)遺族らを侮辱する不適切な」人選だとの見方を伝えた。聯合によると、韓国側は朴喆熙駐日大使が参列を予定している。
金山の世界遺産登録について韓国側は、戦時中に朝鮮人の強制労働があったと主張し、一時反発した。日本政府は、朝鮮半島出身者を含む労働者の追悼行事を毎年開くと表明し、韓国は最終的に登録に同意した。
生稲氏は現地を訪問した際、金山も視察する予定。
〔共同〕
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