石破茂首相は22日、政府が閣議決定した総合経済対策について「国民の暮らしが豊かになったと感じてもらうためには、現在と将来の賃金、所得が増えることが必要だ。コストカット型の経済から脱却し、高付加価値創出型の経済への移行を目指す」と意義を強調した。そのうえで、「経済対策の成果をできる限り早期に届けるために補正予算を速やかに編成し、各党の協力を得ながら国会での早期成立を目指していきたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。
中国政府が日本人に対する短期滞在ビザ免除措置を再開すると発表したことについては、「今後の日中関係の基礎は、両国の国民が交流していくことが最も重要だ。査証免除措置により、両国間の交流がより一層盛んになることを期待している」と述べた。【内田帆ノ佳】
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