石破茂首相は25日、首相官邸で開いた政府与党連絡会議で、10~11月にアジア太平洋経済協力会議(APEC)や主要20カ国・地域首脳会議(G20サミット)などの国際会議に相次いで出席したことを踏まえ、「法の支配に基づく、自由で開かれた国際秩序を堅持するための首脳外交を引き続き積極的かつ意欲的に展開していく」と強調した。首相の外交マナーに関しては、他国の首脳からのあいさつに着席したまま応じたり、記念撮影を欠席したりしたことなどから批判を招いていた。
今後の政権運営については、「自公の連携を基盤としつつ、できるだけ多くの党のご理解を得て、丁寧、謙虚に、そして国民の安心と安全を守るべく取り組んでいく」との認識を示し、補正予算案の早期成立を目指す考えを改めて示した。【内田帆ノ佳】
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