この中で、鳥取県の平井知事は「『壁』の見直しで税収が減り、鳥取県では子育て予算の半分がすっ飛んでしまう。国に財源をしっかり考えてほしい」と述べました。

また、山梨県の長崎知事は「減収の補填はマストだ。問題は補填のしかたで、足りない部分を国と地方で折半というのは、なしだ。『壁』の見直しが恒久的ならば、補填も恒久的な措置でやるべきだ」と訴えました。

そして、全国知事会長を務める宮城県の村井知事は「補填するなら恒久的な財源にすることは当然のことで、間違っても、借金で穴埋めすることはないようにしてほしい」と述べました。

このほか、会議では能登半島地震などを受け、国土強じん化のために必要な予算や財源を例年以上の規模に拡充することなどを求める提言をまとめました。

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