自民党の小野寺五典政調会長は25日の政府・与党連絡会議で、政府提出法案や予算案について「与党審査と並行して野党と協議する必要も出てくる。従来よりも1、2週間多くかかるものも出てくる」と述べた。

会議後に福田達夫幹事長代行が記者会見で明らかにした。小野寺氏は政府側に「頭を切り替え、早め早めに審査ができるようご留意願いたい」と求めた。

10月の衆院選で自民党と公明党は過半数を割って少数与党となった。22日に決定した政府の経済対策は国民民主党との協議も踏まえてまとめた。小野寺氏は「今後、予算や法案の成立を図る際に与党の手続きだけでは困難なケースも想定される」とも指摘した。

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