共同通信は、2022年の「終戦の日」の靖国神社参拝に関する記事で「自民党の生稲晃子参院議員が参拝したと報じたが、誤った報道だった」と発表しました。

共同通信によりますと、当時、「生稲氏が境内に入るのを見た」との報告があり、本人に確認の取材をしないまま記事にしていて、「正しくは生稲氏は参拝しておらず、誤った報道だった」としています。

共同通信は、外務政務官の生稲氏が出席した24日の世界文化遺産「佐渡島の金山」の追悼式に、韓国側が参加を見送ったことに関した記事でも、靖国参拝を断定的に報じていました。

共同通信は「日韓外交に影響した可能性」を認め、編集局長の談話で「深くおわびする。再発防止策を徹底する」などとしています。

一方、韓国政府は25日、「共同通信が靖国神社参拝に関する訂正報道を出したと聞いている」とした上で、追悼式への不参加を決めたのは「世界遺産登録に賛成するに当たり、日本と合意していた水準に満たないため」としています。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。