日本共産党秋田県委員会は30日、次の衆議院議員選挙の秋田1区に元秋田市議会議員の鈴木知氏を擁立することを発表した。

 鈴木知氏は秋田市出身の47歳。日本共産党秋田地区委員会の副委員長を務めている。2007年の参院選と2009年の衆院選秋田1区に出馬し、いずれも落選した。その後、2011年に秋田市議に初当選し、3期12年務めた。

 出馬の理由について鈴木氏は「人口減少対策や農業振興などに取り組み、県民の生活を守りたい」と述べた。

 鈴木知氏:
「若い人たちが安心して、そして将来設計ができるような暮らしを支えていくことを政治がやっていけるように尽力したい」

 なお、共産党県委員会は、野党共闘に向けた立憲民主党との協議があれば、応じる考えを示している。

 秋田1区にはこのほか、自民党の冨樫博之氏、立憲民主党の寺田学氏、日本維新の会の松浦大悟氏が出馬を予定している。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。