【アスンシオン共同】岸田文雄首相は3日午後(日本時間4日午前)、パラグアイの首都アスンシオンでペニャ大統領と会談した。台湾への軍事圧力を強める中国をにらみ、南米で唯一、台湾と外交関係があるパラグアイとの間で、法の支配に基づく自由で開かれた国際秩序の維持に向けた連携で一致したい考えだ。  パラグアイは南米の関税同盟、南部共同市場(メルコスル)の今年前半の議長国を務める。会談では、大豆など食料資源の確保で協調する方針を確認。宇宙、情報通信、人的交流の分野で協力促進を申し合わせる。  首相は日本企業関係者と共にビジネスフォーラムにも出席する。


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