南米などを歴訪中の岸田首相は、最後の訪問都市となるブラジルのサンパウロに到着した。このあと日本の首相として10年ぶりとなる中南米向けの政策スピーチを行う。
世界最大の日系人社会の街サンパウロに到着した岸田首相はさっそく、現地の日系人らによる歓迎式典に出席した。
岸田首相「皆さまがご自身のルーツを誇りに思えるよう、日本がいつまでも光輝き、尊敬される国であり続けるよう、引き続き努力をしてまいります」
岸田首相はこのあと、サンパウロ大学を訪問し、日本の首相として10年ぶりに中南米向けの政策スピーチを行う。
スピーチのキーワードは「道のり」で、日本と中南米の関係を新たなパートナーシップに発展させる道筋を示す意向。
特に中南米で影響力を強める中国への懸念を念頭に、「人間の尊厳」や「法の支配」の価値観を共有し、世界をリードすることを呼びかける方針。
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