訪問先のブラジルで「帰国当日にも自民党の政治刷新本部のメンバーと面会をして、改革の方向性を確かなものにしていきたい」と述べていた岸田首相が6日、羽田空港に到着した。

岸田首相は、フランス・ブラジル・パラグアイの3カ国歴訪を終えて帰国した。

岸田首相は、ブラジル・サンパウロで4日(日本時間5日)に開いた記者会見で、自民党の政治資金問題を受けた法改正について、「今国会中の改正に向けて全力を挙げる」と強調し、「帰国当日にも党の政治刷新本部のメンバーと面会をして、さらに何をすべきか、改革の方向性を確かなものにしていきたい」と述べていた。

政治資金規正法などの改正をめぐっては、大型連休明けに、自民党が公明党との「与党案」をまとめる方針。

また、衆院の政治改革特別委員会での議論も本格化する見通しで、岸田首相は、これらに先立ち、実務者レベルの自民党議員と改革の方向性について協議するものとみられる。

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