岡山市中心部の市道「ハレまち通り」で進められた1車線化事業について、岡山市は4月12日、検証結果を発表し、休日の人通りは整備前と比べ約4割増えたことが分かりました。

(岡山市 大森雅夫市長)
「様々な指標からみて、歩いて楽しいまちづくりには大きく寄与している」

この事業は、岡山市中心部の県庁通りのうち、「ハレまち通り」という愛称となった市役所筋から国道53号までの約600メートルの区間で行われています。1車線化のほか、自転車レーンの設置や歩道の拡幅が行われ、2022年3月に完了しました。

市によりますと休日の歩行者の数は、整備前と比べ約4割増え、通り沿いには飲食店などが27店舗が新たに出店したということです。

市民へのアンケートでは、約8割が1車線化について肯定的な回答をしていて、市は回遊性向上に向けハレまち通りの更なる活用を検討しています。

(岡山市 大森雅夫市長)
「特にソフト面が中心になるが、さまざまな仕掛けをしていきたい」

また、車の通行量は整備前と比べて平日は約1割減少、休日はほぼ同じで、目立った渋滞は発生していないということです。

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