防衛省は13日、防衛技官が、海産物を届ける申し出を断った部下に対し「次の試験に落とすぞ」と発言などしたとして、「停職5日」の懲戒処分にしたと発表した。

停職5日の処分を受けたのは海上自衛隊補給本部に所属する防衛技官。

処分の理由は、去年7月、当時の所属部隊で部下に対して威圧的な発言をするとともに、腕をつかむなどの行為により精神的苦痛を与えたというもの。

海上自衛隊によると、防衛技官は、海産物を届けると部下に申し出たが断られ、「次の試験に落とすぞ」と発言。驚いた部下が、その場を立ち去ろうとした際に腕をつかむなどした。

防衛技官は「冗談のつもりだった。一連の行いを深く反省している」と述べているという。

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