広島市の松井一実市長が職員研修で戦前の「教育勅語」を使用している問題で、松井氏は12日の定例記者会見で、令和6年度新規採用職員研修で憲法も引用した理由を「現憲法を踏まえた考え方で説明していると言っても(批判する人に)理解していただけないので、詳しく聞かせることにした」と主張した。
松井氏は、6年度の研修では教育勅語について「『現憲法下では到底認められないが、内容については現在でも大事にして良いことが書いてある』と説明した」と述べた。憲法99条の公務員の憲法尊重擁護義務にも言及したと強調した。
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