国会では、14日から交通事故などの犠牲者が命の尊さを伝える展示が始まります。東京・池袋で妻と3歳の娘を亡くした男性が、2人が当時、履いていた靴を初めて公開します。

妻と娘を亡くした松永拓也さん
「この靴は事故の時にまさに履いていた靴。素手で、生で触ったのは初めてだったので少しためらったんですけど」

 松永拓也さんは、5年前の暴走事故の後、警察から返還された妻の真菜さん(当時31)と娘の莉子さん(当時3)の靴を、初めて袋から取り出しました。

 全国を回っている展示会が国会で開催されることについて、松永さんは「社会問題を直視し、より良い社会に向けた法改正に役立ててほしい」と話しました。

鄭重声明:本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。