立憲民主党の安住国対委員長は15日、党の会合で、自民党と公明党が政治資金規正法改正案の法案化で折り合えていない状況について、「グズグズダラダラ、エネルギーのなさを感じると、やはり改革をする気はないのかなと思わざるを得ない」と両党を批判した。
さらに安住氏は、公明党の山口代表が改正案について野党と協議したい意向を示していることについて、「我々が提案しても、25年間ずっと『自公で自公で』と言っていたのは公明党だ」と指摘し、「この法案だけは自公でなくて野党の話も聞けなんて、こんな虫のいい話はない」と、公明党の姿勢に苦言を呈した。
一方、改正案を与野党で議論する方向の政治改革特別委員会がなかなか開会できない状況を受け、安住氏は「待っていても委員会が開かれないのであれば、別の形で総理を国会に呼ぶこともやらなければならない」として、岸田首相への国会での追及を強める姿勢を示した。
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