松本総務大臣は、救急搬送の際にマイナ保険証を活用する実証実験を来週23日から一部の地域で開始すると発表し、マイナカードを持ち歩くよう呼び掛けました。

松本総務大臣
「実証を実施する地域の1人でも多くの皆様が日頃からマイナンバーカードを持って歩いていただければありがたく思います」

 消防庁は、救急隊員が救急搬送時に患者が持っているマイナ保険証の情報を読み取り、かかりつけ医での診療情報や服用している薬などを把握することで、搬送先の病院を円滑に選ぶことができるとしています。

 患者が意識不明の場合には本人の同意を不要とするなど柔軟な運用とする方針です。

 23日からは神奈川県平塚市や兵庫県姫路市、宮崎県都城市で始め、来月6月11日からは東京都や宮城県仙台市などでも実証実験を開始します。

 そのうえで2025年度中には全国での展開を目指しています。

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