10月20日に開催される性的少数者への理解を進める「金沢プライドパレード」に、金沢市出身の俳優、篠井英介(ささいえいすけ)さんが初めて参加する事になりました。
これはきょう主催する金沢レインボープライドが記者会見で明らかにしたもので、今年のパレードは去年より300人多い1000人の参加を目指すと言うことです。
また、来月9日と10日に、全国の関連する支援団体と連携し能登でボランティア活動も行うことも発表されました。詳しい活動内容は決まっていませんが、金沢レインボープライド共同代表の松中権(まつなかごん)さんは、災害時に置き去りとされがちな性的少数者について考える機会になればと話しています。
金沢レインボープライド 松中権さん:
「金沢に来て能登との関係値を知っていただいて金沢だけじゃなく能登に訪れるきっかけにもなってほしい。孤独であることが一番辛いことだと思うので必ず皆さんの周りには仲間がいるということを伝えたい。」
また馳知事が提出を先送りしているLGBT理解増進条例について、松中さんは、今回の災害で条例の必要性を強く感じたとして6月議会での提出を要望しました。
松中さん:
「昨年この条例がある意味頓挫してしまって次はどのタイミングになるかと思っていたが、今じゃないときちんと皆さんに(性の多様性について)情報を 届けていく事ができないのではと思うくらい、自分としては6月の議会で(LGBT理解増進条例に)向き合ってほしいと思います」
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