住んでいる地域などに応じて、防災情報や秋田県の取り組みについての情報を発信する県のLINE(ライン)公式アカウントが、20日開設された。
県の公式LINEは、「友だち登録」する際に、住んでいる地域や必要な情報のジャンルを入力することで、県内で観測した震度や津波に関する防災情報のほか、イベント情報などが受け取れる。
公式アカウントの開設に合わせて20日、県の担当者が概要を説明した。
公式LINEは、暮らしや子育てなどユーザーが希望する情報を1日1回配信する。5月31日からは、河川の水位や雨量などのメール配信サービス「あきた河川メール」。7月には、クマが目撃された場所が地図上で分かる機能なども備わる。
現在、県は新型コロナウイルスや女性の再就職に向けた相談など、部局ごとに8つのアカウントを設けているが、総合的な情報を発信する公式LINEを開設するのは初めてで、今後統合するなどして効率的な運用を目指す。
県広報広聴課・大門英明課長:
「どういった情報を県内外の人が欲しがっているのか、データが集まると分析できると思うので、観光や移住・定住施策ではデータを活用した情報発信を考えていきたい」
県は2024年度、5000人の「友だち登録」を目指すとしている。
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