アメリカによる臨界前核実験に対して、被爆者などが長崎市の平和公園で抗議の座り込みをしました。
県平和運動センター被爆連 川野浩一 議長
「この実験は明らかに」「核軍縮に逆行する行為であると言わざるを得ません」
長崎市の平和公園には被爆者など35人が集まり、アメリカのバイデン大統領などに対して抗議の声をあげました。
アメリカ政府は5月14日、西部・ネバダ州にある核実験場で核爆発を伴わない臨界前核実験を行ったと発表しました。
確認されているアメリカの臨界前核実験は34回目となり、バイデン政権下では3回目です。
川野浩一 議長
「私たちは、いかなる核実験も許さないというふうに思っています」
被爆者 川副忠子さん(80)
「軍事大国になってきているような気がする」「世界に不幸しか及ぼさないようなものをなぜ作るのか。直ちにやめなさいと言いたい」
座り込みの参加者などはバイデン大統領への抗議文を在日アメリカ大使館に送ったということです。
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