今年3月、福井県の敦賀までつながった北陸新幹線。
都内で北陸新幹線の建設促進大会が開かれ「小浜・京都ルート」を前提に1日も早く大阪までつなぐよう決議しました。

都内で開かれた大会には、馳知事のほか福井、富山の県知事や国会議員、それに滋賀県の三日月(みかづき)知事などおよそ260人が参加しました。

杉本福井県知事:
「次はこの熱を敦賀から大阪まで運んでいかなければいけない。乗り換えがない、お金が安い、時間が短い、関西の発展のためにも『小浜・京都ルート』は外すことができない」

杉本福井県知事が強調した『小浜・京都ルート』。

北陸新幹線を大阪までつなぐ際、敦賀より西のルートは自民党の与党PTが小浜・京都ルートと決めています。

しかし、京都府内では反対する声が上がっていて石川県内でも別の「米原ルート」を求める声が上がっています。

大会に出席した馳知事は…

馳知事:
「大阪まで乗り換えなしで早く繋いでいただくという道筋を国会議員のみなさんにはつけていただきたいというのが最大の要請。災害の時に必要な幹線であるということを踏まえて北陸新幹線の延伸問題に取り組んでいただきたい」

大会では「小浜・京都ルート」を前提に、一日でも早く大阪までつなげることなどを決議しました。

この後、一行は与党や国土交通省などを訪れ大阪までの全線開通に向けた予算確保などを要望しました。

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