日本維新の会の馬場伸幸代表は23日、次期衆院選で与党が過半数割れとなった場合、政策や法案ごとに政権に協力する「パーシャル（部分）連合」の可能性に言及した。選挙結果によって連立入りや閣外協力の選択肢も含めて対応を検討するという。
馬場氏は「選挙の結果を見ないと分からない。わが道を行く考え方もある。協力にも連立入り、閣外協力、パーシャル連合などいろんな形がある」と語った。
維新内には「与党入りは維新の消滅を意味する」（吉村洋文共同代表）と連携に否定的な声がある。馬場氏は第三極の政党が与党入りして吸収された歴史があると指摘し「そういう轍（てつ）は踏まない」とも強調した。
「単に大臣のポストをもらうから連立入りするというのではない。維新の政策を現実にできる立ち位置にある他党との協力を『絶対にない』というのは言い過ぎだと思う」と述べた。
鄭重声明：本文の著作権は原作者に帰属します。記事の転載は情報の伝達のみを目的としており、投資の助言を構成するものではありません。もし侵害行為があれば、すぐにご連絡ください。修正または削除いたします。ありがとうございます。
