台風1号の沖縄地方への影響について詳しくお伝えします。

27日午後6時現在、強い台風1号はフィリピンの東に位置しています。中心の気圧は985ヘクトパスカル、1時間におよそ15キロの速さで東北東に進んでいます。暴風域をともない、強い勢力にまで発達しています。

台風の周辺の海面水温を重ねてみると
この先も29℃から30℃くらいある暖かい海の上を進むため
今後もさらに発達しながら北東へ進んでいく見込みです。

大東島地方は特に注意が必要

台風1号は発達のピークを迎える29日・水曜日には大東島に接近する見込みです。大東島では台風が予報円の中心から西寄りを進んだ場合には暴風域に入るおそれがあります。

今回の台風の特徴は「比較的コンパクトですが強い勢力で北上する」ということです。そのため、大東島では台風が近づくと急に天気が荒れるというおそれがありますので早めに台風に備えるようにしてください。

本島地方・先島諸島では大雨に警戒

本島地方と先島諸島では台風の直接的な影響はなさそうですが、28日は大雨に警戒が必要です。台風が北上するとともに前線に向かって暖かく湿った空気を流し込むため梅雨前線の活動が活発になる見込みです。

【28日の夕方までに予想される24時間雨量】

・本島地方‥150ミリ
・先島諸島‥100ミリ

土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に十分に注意してください。

風向と風速の予想は図でご覧ください。

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