宮崎県内では、活発な前線を伴った低気圧の影響による大雨の峠は越えましたが、気象台は引き続き土砂災害などに注意するよう呼びかけています。(28日午前11時45分現在)

(三輪洋平カメラマン)
「午前9時の日南市鵜戸の様子です。まさに横なぐりの雨です」

県内は、活発な前線を伴った低気圧の影響で大気の状態が非常に不安定となり、大雨となりました。

各地の1時間雨量はえびの高原で午前6時40分までに54.5ミリ、小林市では午前8時50分までに38.5ミリ、西米良村では午前7時40分までに35.5ミリとなっています。

この雨により、各地で通行止めが出ています。

(渕 雅顕 記者)
「都城市西岳地区のこちらの道路では大雨に伴い通行止めとなっています。」

都城市安久町の国道222号は、雨による倒木で、27日夜から全面通行止めとなっています。

また、日南市宮浦の県道鵜戸神宮線は、のり面が崩落し、5メートルほど道がふさがっているため、28日午前7時半から全面通行止めとなっていて、解除の目途は立っていません。

一方、交通機関にも影響が出ています。

JRでは日豊本線の都城駅と鹿児島駅の間、日南線の青島駅と志布志駅の間、吉都線の全線で運転を見合わせています。

県内の大雨の峠は越えましたが、気象台は引き続き土砂災害などに注意するよう呼びかけています。

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