ランプを作ったのは、ロシア軍による侵攻が続くウクライナから神戸市に避難している、姉のラリサさん(64)と妹のヴィクトリアさん(59)で、28日、輪島市の門前東小学校を訪れました。

2人は全校児童およそ50人にウクライナの現状を話したあと、人数分つくったランプを代表の児童に手渡しました。

2人がつくったのは、ろうそくの形をしたLEDランプで、コーヒー豆で飾りつけられ、日本とウクライナの国旗が並んで描かれています。

ウクライナで町を守るお守りとされる「モタンカ」という人形なども合わせて手渡され、最後に児童全員がウクライナ語で「ありがとう」という意味の「ジャクユー」とお礼を述べました。

ランプを受け取った6年生の男子児童は「すてきなランプで元気が出ました。大切に使いたいです」と話していました。

ヴィクトリアさんは「子どもは世界の宝です。子どもたちの笑顔を見ることができて心が温まりました。町の様子を見てとてもショックだったので、きれいな町に戻ってほしい」と話していました。

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